2013年02月21日

《情報の価値》と《情報の値段》について考えてみましょう


【以前、見たテレビ】

 以前、こんなテレビを見ました。だいぶ前の事なので、細かい点では思い違いがあるかも知れませんが、大筋では間違いはないと思います。

 子供が木から落ちて意識不明の重体になりました。 医師の説明では『意識回復は難しいだろう。仮に意識回復しても大きな障害が残るだろう』という事でした。
 しかし、父親は諦められず、助かる方法がないかインターネットで調べた所、『x時間以内に投与すれば回復する』という薬があるという情報が見つかりました。 早速、問い合せた所、まだ、正式認可された薬ではなく、投与する為の手続きや運搬に時間がかかり、『x時間以内』には少し間に合わなかったけど、効果があり、無事に回復して、障害も残らなかったという話です。



【このケースでの経済的価値】

 《生涯、介護が必要(意識が回復しないか、大きな障害が残る)》と《何の障害も残らず、回復した》という事を単純に比較すると「1億円以上の経済価値」があると言えるのではないでしょうか? その後、その少年が、どの様な人生を歩むか(無差別殺人を犯す様な人間になるか、ノーベル賞を受賞する様に人類に貢献する人間になるか)によっても大きな違いはあるでしょうが、こういう場合、「平均的な人生」という事で考えてみれば良いでしょう。


【与沢翼なら、この情報をいくらで売る?】

 テレビで紹介されていたケースでは「インターネットで無料で紹介されていた情報」で知った訳ですが、与沢翼が、この情報を知っていて「助かる方法を教えて欲しい」と聞かれたら、与沢翼なら、この情報をいくらで売るでしょう? 

 与沢翼は基本的に『情報はタダではなく、情報を高く売って自分は高級車やヘリコプターを乗り回して贅沢をすれば良い』という考え方なので、与沢翼なら、こういう場合、どうするのか私には想像もつかないので、皆さんで考えて下さい。


【かつては秘伝(秘密主義)が当たり前だった】

 日本でも百数十年前の江戸時代には技術は秘伝(秘密主義)が当たり前で、こんな逸話を聞いた事があります。
 刀作りで焼入れの際の水の温度は秘伝で、刀鍛冶の弟子が焼入れの水の温度を確かめ様と手を入れたら師匠は弟子の両腕を切断してしまいました。
 つまり、「技術が多くの人に知られると真似をされて自分は儲からなくなる」という考え方から「秘伝(秘密主義)」が当たり前だったのです。


【特許などの考え方の導入】

 その後、特許などの考え方を導入して『一定期間の権利を保証する』として、技術が公開されると、公開された技術を元にさらなる技術革新がされる事により、産業革命以降、急激な技術革新があり、便利な世の中になって行ったのです。 「秘伝(秘密主義)」の社会では、ここまでの急激な進歩はなかったでしょう。

 ノーベル賞を受賞した山中教授は《iPS細胞》の特許に関して、次の様に言っていました。  『一部の企業に独占されない為に特許出願をしている』


【米国ではお金がないと〜】

 与沢翼は「米国では情報ビジネスが定着しつつあり、米国で起こった事は2年後に日本でも起こると言われている」という発言をしていました。
 皆さんは「米国で虫垂炎(盲腸)の手術をすると100万円以上、請求される事は珍しくない(治療費は医師のサジ加減次第)」という話をご存知でしょうか?  治療費が原因で破産する人も珍しくないそうです。 皆さんは、日本もそんな社会になって良いと考えているのでしょうか?  与沢翼にとっては「自分が金儲けが出来るか?」だけが大事な事なので、そんな事はどうでも良いのでしょう。

 与沢翼のセミナーや塾にお金を払って行ったり、喜んで本を買ったりしている人がいるそうですが、無料の動画を見た範囲では与沢翼は「儲かる」「稼げる」という話ばかりで「その結果、社会がどうなる」という話を聞かないです。


【ジョーク】

 これはジョークです。 与沢翼がノーベル賞を受賞した山中教授と会って話をしたら、与沢翼は『《iPS細胞》の情報と権利を独占したら、とてつもない利益を上げる事ができる(とてつもなく儲かる)』と言い出すのかも知れません。




posted by 本性を暴け! at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。